こんにちは、ギンジローです。
奈良在住の私は、普段は春日大社さんにお世話になっています。
春日さんの境内にはたくさんの摂末社さんがあります。
(なんと、61社もあるとか)
そのうちの一つ、椿本神社さんのお話をしようと思います。
椿本さんは春日大社内宮、ご本殿のうしろ(北西)に鎮座されています。
ご祭神は角振神(つのふりのかみ)さまで、魔物をお祓いくださる神様。
今から17年ほど前、私も助けていただいたことがあります。
その時、私はがっつり霊に憑かれていました。
体の内に入りこまれ、自分の体の右側が二重になっている。
なんていうんでしょう、
体の内に入った霊の輪郭が、私の右上半身に少しはみ出ている感じ、
といえばいいでしょうか。
(憑かれた経緯はまた今度お伝えできれば、と思います。)
体が重く、とにかくしんどい。
あーもー、困ったなー。
どうしよっかなー。
私は義兄に電話しました。
毎回すごいな、と思うのは、電話がつながった瞬間、
義兄が「分かる」ことです。
説明する前に、義兄は私の状況を理解し
「どしたん。あかんやん。春日さん行こか。」
と提案してくれました。
そして私は義兄と一緒に春日さんに向かいます。
春日さんの駐車場からご本殿を目指して歩く時の、なんとしんどいことか!
息苦しさ、体のしんどさ、過去イチです。(;´Д`)
特別参拝の受付をして中に進むと、義兄が言います。
「こっちて呼んではるわ。」
義兄に促されるまま着いた先が、椿本神社さんでした。
その小さなお社で手を合わせ、足を一歩踏み出したとき。
私の内に入りこんでいた彼はもう消えていました。
あのしんどさ、苦しさが噓のように消え、体のなんと軽いことか!
私が義兄に興奮気味に言うと、
義兄はただ
「いや、『こっちこっち』て呼んでたから。」
と当たり前のように言いました。
そんな訳で、それ以来春日さんにお詣り行くときは必ず椿本さんにもご挨拶します。
もしみなさんも春日大社さんにお詣りされることがあれば、ぜひ椿本神社さんにも足をのばしてくださいね。
それにしても。
霊感の強い人って、神さまの声が聞けていいなあ・・・(´・ω・)